南予初!本格クラフトビールが楽しめる醸造所&タップルーム/臥龍醸造

大洲市の市内中心部に、南予エリアで初となる本格的なクラフトビール醸造所として誕生した「臥龍醸造 GaryuBrewing」(がりゅうじょうぞう ガリュウブリューイング)。

醸造開始に先駆け、2021年9月23日にオープンしたビアバースタイルの飲食店・タップルームでは、種類豊富なクラフトビールや軽食メニューを提供。大洲の新しい観光スポットとして注目を集めています。

南予初の本格クラフトビール醸造所

JR伊予大洲駅から車で6分、「思ひ出倉庫」や「ポコペン横丁」から徒歩1分の場所に位置しており、店舗名の「臥龍醸造」は臥龍淵の地にちなんで付けられました。

お店を運営する「株式会社アライ」は、大洲市の食品容器を製造する会社。グループ会社「株式会社夢・たまご」を設立し、12年前から障がい者支援や高齢者支援に取り組んでいます。

クラフトビール事業に着手したのは、「大好きなビールを、障がいのある方たちと一緒に作りたい」「地域の特産品や農産物を副材料にしたビールを、自分たちの手で作り各地に広めたい」という想いからでした。

以来、『クラフトビール×町おこし×障がい者福祉』をテーマに掲げ、醸造所の開設に向けて2017年頃から準備を進めてきました。

大正時代から残る「旧程野製糸場跡」をリノベーション

醸造所のある建物は、大正時代から残る赤煉瓦の倉庫「旧程野製糸場跡」。住宅開発に伴い煉瓦倉庫を取り壊す計画もありましたが、この歴史ある建物を守りたいと、今回のクラフトビール事業の拠点に選んだそうです。

今回お客様を迎え入れるにあたってリノベーションはしているものの、外観・内装ともに工事は最小限にとどめ、可能な限り当時のままの状態を維持しています。もともとあった傷などもあえてそのまま残しており、製糸場時代からの長い歴史が感じられます。

クラフトビールのお店らしく、タップルームはイギリスのパブをイメージした内装に。時代背景に合わせ、インテリアにはアンティークのものが多く取り入れられています。雰囲気も抜群なので、女子会やデートにもぴったりです。

飲み比べもできる!こだわりのビール全8種

臥龍醸造(ビール)(トリミング)

「臥龍醸造 GaryuBrewing」で提供されているビールはとても香り高く、一般的なビールと比べて軽い口当たりで飲みやすいのが特長。中でも、苦みが少なくバナナのような香りの「ヴァイツェン」(Mサイズ/800円)や、伝統的なビール「ペールエール」(Mサイズ/800円)は、クラフトビール初心者でもトライしやすくおすすめです。

「IPAインディアンペールエール」(Mサイズ/800円)は、ホップが持つ華やかな香りと強い苦みが特長。世界的なクラフトビールブームのきっかけになったとも言われているビールです。普段からよく飲まれるビール好きの方は、ぜひこちらもお試しください。

どのビールにしようか迷ったときには、「3種飲み比べセット」(1,300円)で飲み比べを楽しむのもいいですね。「臥龍醸造 GaryuBrewing」で提供されている8種類のクラフトビールの中から、お好みの3種類を選ぶことができますよ。(※日中のみオーダー可能)

ビールにぴったりな軽食メニューも合わせて

日中は、「カンパーニュサンド」(720円)や「クロワッサンサンド」(600円)、「フレンチトースト」(880円)など、軽食メニューも提供しています。ドリンクと一緒にオーダーして、カフェ感覚で利用できるのも嬉しいポイントです。

「カンパーニュサンド」と「クロワッサンサンド」の具材は日によって変わりますが、「鶏肉の塩ダレ炒め」や「ソーセージ自家製チリソース」、「白身魚フライ自家製タルタルソース」など、バラエティ豊かでどれもボリューム満点!その日のメニューは、お店のinstagramで紹介されています。

種類が豊富なおつまみとソフトドリンク

「フライドポテト」(450円)や「ミックスナッツ」(300円)は、ビールのおつまみにもぴったり。ドライバーの方やお酒が苦手な方は、ソフトドリンクも注文可能なのでご安心を。「レモンスカッシュ」(500円)や「ソーダフロート」(600円)、「ホットコーヒー」(400円)など全6種類を提供しています。

夜は予約制で、コース料理を提供

夜のコース料理は2種類。前菜・2種の料理・特製パン・パスタ・デザートの2,900円のコースと、前菜・3種の料理・特製パン・パスタ・デザートの3,900円のコースです。

この他に「前菜+クラフトビールセット」(1,500円)もあり、気軽にクラフトビールを楽しめるのでおすすめです。

金曜日・土曜日の夜の営業は予約制で、予約のない日は19:00クローズです。コース料理をいただかない場合でも、必ずお電話にてご予約くださいね。

愛媛・大洲ならではのクラフトビールを楽しもう

醸造免許は取得待ちのため、現在は醸造スタッフが東京の両国麦酒研究所で仕込んできたビールを提供しています。今後、醸造許可が下り次第、順次オリジナルのビールがリリースされる予定です。(2022年1月時点)

代表の田中さんに伺ったところ、愛媛の柑橘を使ったビールや大洲の特産品を使ったビールなど、愛媛県大洲市の醸造所ならではの商品を数多く作っていきたいとのことでした。今後どんなビールが登場するのか、今から楽しみですね!

《基本情報》
■代表者:田中滉己
■住所:〒795-0012 愛媛県大洲市大洲98-1
■電話番号:0893-23-9190
■営業時間:
月・木 11:00~16:00
金・土 11:00~21:00(19:00以降は予約のみ)
日 11:00~18:00
※フードメニューのラストオーダーは閉店1時間前
ドリンクメニューのラストオーダーは閉店30分前
■定休日:火・水
■Instagram:https://www.instagram.com/garyu_brewing/
■facebook:https://www.facebook.com/garyubrewing/
■HP:https://garyu-brewing.com/

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