郷土料理「いもたき」の季節到来!秋の大洲は美食が目白押し

大洲には、四国山地と肱川水系が育んだ地のものが数多くあります。美食が誘う秋の大洲では、郷土料理から新名物まで、五感が喜ぶ味わいの数々をご堪能いただけます。

おすすめの食

  • 郷土料理「いもたき」
  • 清流が育む滋味「川魚」
  • 城下の美味いもの「とんくりまぶし」「羅り瑠れ櫓のスイーツ」

「いもたき」は大洲文化そのもの

藩政時代に生まれた郷土料理

さかのぼること約300年。農民たちが里芋を持ち寄り、豊作を祝って食べた“お籠もり”と呼ばれる風習が「いもたき」のルーツ。独特な粘りととろけるような食感が特徴の大洲の里芋は、肱川氾濫の度にもたらされた豊かな土壌と、先人たちの労苦が生んだ賜物です。

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秋の宵、鍋を囲むひと時

鮎などの出汁に、ごろっとした里芋、香り豊かな椎茸や鶏など地のものを一緒に煮込んだ「いもたき」。醤油と砂糖で整えた素朴な味わいは、体に優しく沁みわたります。

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毎年9月上旬から10月半ばの夕方以降、肱川の如法寺河原では「いもたき」を愉しむことができます。仲間と鍋を囲んで睦まじく過ごすひと時には、どんな美食よりも心を満たしてくれるはず。少しずつ深まる秋の夜、ぜひ「いもたき」へ足を運んではいかがでしょう。

大洲のいもたき

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清流肱川は上質な川魚の宝庫

古くは江戸幕府への献上品だったという川魚も、大洲の郷土食の一つ。鮎にアマゴ、いわな、ニジマスなど、大洲では四季折々の滋味に出会えます。

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気品ある川のご馳走「鮎」

晩秋にかけて産卵のために肱川を下る鮎は栄養を蓄え、その豊かな味わいで人々を魅了します。伝統漁法で獲られた鮎は、ぜひ囲炉裏の炭火でじんわりと塩焼きに。パリッと焼いた皮、ふわふわとほぐれる白身、熱で程よく和らいだ塩の風味は絶妙です。

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知る人ぞ知る美食「カジカ」

秋に旬を迎えるカジカは、市場にはなかなか出回らない逸品。鹿肉のように濃厚で芳醇な味わいがするとも表現されます。かつて大洲では、炭火で焼いたものを藁で編まれた“ほて”に刺して乾燥させて保存食として重宝されていました。

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趣向を凝らした川魚料理は、美しい山々に囲まれた肱川上流域の河辺郷にも多く点在しています。

川魚のご馳走

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食欲をかき立てる城下の美味い店

名物「とんくりまぶし」に舌鼓【大洲炉端 油屋】

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おおず赤煉瓦館の向かいにある風情ある炉端焼き店。
ランチで味わえるのが、豚肉(とん)と栗(くり)を、ひつまぶしのようにいただく大洲の新名物「とんくりまぶし」。

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秋の味覚を代表する栗は、ここ大洲が四国一の生産量を誇ります。大洲産栗のほっくりした甘みと、食欲をそそる醤油ベースの煮豚の旨みは格別。さらに薬味とお出汁をかけていただけば、上品な味わいの変化に心が躍ります。

油屋

■住所:〒795-0012 愛媛県大洲市大洲42
■電話番号:0893-23-9860
■営業時間:昼 11:30~14:00(L.O.14:00) 夜 18:00~23:00(L.O.22:00)
■定休日:月(祝日の場合は営業、翌火曜日が休み)
■HP:https://www.roundtable-tky.com/aburaya/
■Instagram:https://www.instagram.com/aburaya.ehime/
■紹介ページ:https://jp.visitozu.com/archives/highlight/187

和モダンな喫茶で一服【羅り瑠れ櫓】

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大洲城から徒歩5分ほど、城下町に馴染むレトロな店構えのカフェ。ランチに立ち寄るも良し、散策の休憩がてらスイーツを楽しむも良し。落ち着いた和モダンの店内は居心地が良く、時を忘れてのんびりと過ごせます。定番の自家製ケーキやパフェは種類も豊富。季節の素材をふんだんに盛り込んだメニューは見た目も美しく、観光客から地元の方まで広く人気を集めています。

羅り瑠れ櫓(らりるれろ)

■住所:〒795-0012 愛媛県大洲市大洲727
■電話番号:0893-24-2576
■営業時間:11:00~18:00
■定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
■Instagram:https://www.instagram.com/rariozu/
■facebook:facebookページへ


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