大洲の郷土料理を堪能できる人気老舗割烹店/いづみや

松山自動車道大洲インターチェンジから車で約10分、JR伊予大洲駅から徒歩で約20分。「道の駅あさもや」からは徒歩2分の距離に老舗割烹「いづみや」はあります。国道56号から少し入った大洲神社近く、趣のある老舗旅館のような佇まいを醸し出しています。

地元で知る人ぞ知る人気老舗割烹店

元禄元年(西暦1688年)、現在の鳥取県米子市にて創業されたという「いづみや」。米子藩の加藤貞泰公の料理番を務め、国替えになったお殿様に随行し、1617年に大洲へ。以来、大洲の地で代々営業を続け、地元では知る人ぞ知る人気の老舗割烹店として、観光客だけでなく、地元の人からもずっと愛され続けています。

大洲観光を楽しむ人たちの食事処として、お昼時には大変賑わい、パーテーションで仕切られたテーブル席やカウンター席、個室など、人数や用途に合わせて座席も用意されています。手入れの行き届いた日本庭園を眺めながら、落ち着いた雰囲気の中でのランチタイムは至福の時間となることでしょう。

市場直送の新鮮な魚を使った大洲の郷土料理を満喫

八幡浜港で水揚げされる真鯛やかんぱちなど、市場直送の新鮮な魚を使った料理が自慢です。「お刺身が甘くてとても美味しい」と評判で、特に県外から来られた方から人気です。握り寿しや鯛釜めし、伊予さつまなどの魚料理だけでなく、天ぷらや石焼ステーキなど、バリエーション豊富なメニューを取り揃えています。

数あるメニューの中でも「鯛めし御膳」(1,500円)と茶碗蒸し付の「いづみや御膳(松)」(1,500円)が人気を二分しています。

「鯛めし」は鯛の刺身を特製のタレにつけ込み、薬味と一緒に混ぜたものをタレごと温かいごはんの上にかけて食べる、南予を代表する郷土料理。鯛釜めしの炊き込みごはんとは違った味わいで、南予を訪れた際は是非一度は食べたい名物料理です。

もうひとつ、特産品である里芋が旬を迎える頃に人気となるのは「大洲芋炊き御膳」。こちらは大洲の郷土料理である“いもたき”をメインに、揚げたてじゃこ天や季節の小鉢と一緒に楽しめます。

昔、農家が里芋を持ち寄り、肱川でとった鮎の出汁で炊いてみんなで食べていたという料理がのちに郷土料理となり、今では大洲の名物に。いづみやでは鶏の出汁で旨みたっぷりに仕上げています。美味しい出汁がしみ込んだ、ほっくりとした里芋の美味しさは格別です。

お祝いなど目的にあわせて

少し贅沢したい時には、老舗割烹の味を存分に堪能できる月替わりのおまかせ懐石料理もおすすめです。お祝いの席など用途や予算に合わせ、相談に応じてもらえるので気軽に問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

夜はコース料理のみ提供、リーズナブルなメニューも豊富

現在、夜の営業はコース料理(4,000円〜)のみの受付で、前日までの完全予約制になっています。ランチタイムは予約制ではありませんので気軽に訪れることができます。老舗割烹と聞くと、敷居が高く感じられるかも知れませんが、セットメニューなどリーズナブルに召し上がれます。大洲の郷土料理や和食を味わいたいなら、イチオシのお店です。

《店舗情報》
■代表者:泉秀哉
■住所:〒795-0012 愛媛県大洲市大洲382
■電話番号:0893-24-3034
■営業時間:
11:00〜L.O.13:30
17:00〜22:00(ドリンクL.O.21:00)
※夜は前日までの完全予約制
■定休日:火曜
■HP:https://kappou-izumiya.com/

0

0

一緒に行きたい人にLINEで送る

記事一覧へ戻る

test
MENU