春の大洲を堪能する見どころ3選と、旅を一層楽しくする町歩きのススメ。

 大洲市は四国山地に囲まれた盆地帯。市の中心を肱川(ひじかわ)が流れ、肱川河口は瀬戸内海に繋がります。朝靄や雲海など、盆地帯ならではの気候現象が町に豊かな表情を与えます。古くから水郷の町として、豊かな四季と肱川とともに大洲の人々は暮らしを営んできました。こちらの記事では大洲の春の見どころ三選と、春の町歩きにおすすめのスポットをご紹介いたします。

大洲の春の見どころ三選

見どころその一、大洲城の桜。

 大洲城は肱川湖畔に佇む城郭建築。市民の熱意により、見事に木造復元された天守をはじめ、国指定文化財に選定された4つの櫓があります。春は桜の名所としても知られ、本丸には200本ほどのソメイヨシノが咲き誇ります。大洲城の麓にはVMGカフェがあり、春限定の軽食もあるので、桜とお城を眺めながら春の朗らかなひと休みも良いです。

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大洲城

■所在地:〒795-0012 愛媛県大洲市大洲903
■定休日:なし
■営業時間:9:00~17:00
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見どころその二、冨士山(とみすやま)のツツジ。

 冨士山(とみすやま)の由来は、気高き富士山に似た美しい稜線をもつことから。大洲盆地の中央にある標高320メートルの山頂から、大洲盆地一帯を見ることができます。冨士山のツツジは、4月から5月にかけて満開を迎えます。濃淡鮮やかなピンクの花が賑やかに連なる景色は、日本有数のツツジの景勝地としても有名です。

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見どころその三、五郎の菜の花。

 五郎河川敷と呼ばれる肱川の左岸には、350万本もの菜の花が咲く広大な花畑があります。3月上旬から見頃を迎える菜の花は、さながら黄色にかがやく絨毯のように一面に広がります。近くには“五郎の赤橋”という橋があり、黄色い菜の花と赤のコントラストがとても美しいです。巷でも人気のスポットで天気の良い日には多くの方が訪れます。

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旅を一層楽しくする町歩きのススメ

日曜日限定の昭和体験「ポコペン横丁」

 赤煉瓦館近くにあるポコペン横丁は、懐かしさが漂う昭和30年代の雰囲気が再現されています。地元商店による大洲市ならではの中華そば、コロッケ、焼き鳥などの飲食店や骨董品、おもちゃ、雑貨などが販売される物販店、竹馬やシャボン玉、ベイゴマなどで遊べる昔遊びの体験コーナーなど、様々な企画・催しが行われています。4月~11月は毎週日曜日、10:00~15:30に開催されています(※)。週末のご旅行の際は是非お立ち寄りください。
※12月~3月は毎月第3日曜日 10:00~15:30の開催となります。

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春の美食と旅の休息地に

茶寮平野屋

 創業明治2年「ひらのや製造本舗」の本格和喫茶。賞味期限20分の本わらび餅の他、志ぐれや季節の生菓子が抹茶・煎茶と共に楽しめます。わらび餅は季節問わず堪能できますが、本来春が旬の和菓子です。

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茶寮平野屋

■所在地:〒795-0012 愛媛県大洲市大洲394−1
■定休日:火・水・木
■営業時間:10:30~16:30
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酒乃さわだ 小倉邸

 150年ほど前まで日常的であった酒の量り売りが愉しめる酒屋です。モダンな店内で専用のボトルに注がれるのは、量り売りでこそ生きる、選りすぐりのワインや地酒の数々。夫々の造り手の物語に耳を傾けながら、今宵嗜むワインを思案するひとときは、大人だけに許された贅沢な時間です。春には、大洲唯一の地酒、養老酒蔵の春の新酒をぜひご賞味ください。

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酒乃さわだ 小倉邸

■所在地:〒795-0012 愛媛県大洲市大洲450
■定休日:月・火
■営業時間:11:00~17:30
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花の日々(はなのひと)

 ナチュラルで落ち着いたテイストのドライフラワー、小物・雑貨・焼菓子などが並んでいます。心を豊かにするモノたちに囲まれる、幸せな場所です。お部屋を春の陽気に彩るお花のドライフラワーがおすすめです。

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花の日々(はなのひと)

■所在地:〒795-0012 愛媛県大洲市大洲146
■定休日:火・水
■営業時間:11:00~18:00
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